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2005年11月28日 (月)

鎮火報

鎮火報  日明 恩  講談社

日明さんの作品はメフィスト賞受賞作「それでも警官は微笑う」、その続編「そして、警官は奔る」に続く3作目。作品はどれも結構な長編です。

どちらかというと警官モノの方が私の好みでした。それは単に私が警察モノが好きだからかな?

なりゆきで殉職した父親と同じ消防士になった主人公。所属署では新米で父親への反発から現場ではなく、いずれは事務職へなどと考えながらも日々の仕事をこなしている。ある出動で不法滞在の外国人アパートからの出火に不可解な発火を見る。ここに職務に誠実そのものの入国警備官やヤクザな警察官、父親に助けられ消防士となった兄のような存在でも今は目障りな敵、そして引きこもりのサイバー中年、親友と絡んでいく・・・

キャラクターを際立たせるためか語りがうるさいかなと気になるところもありましたが、それでも放火と不法滞在者を絡ませた本の厚さにあった読み応えのある作品。こちらも続編に「埋み火」があるらしいので、気になります。

消防隊員を見直しちゃいました。普段気にしていないのですが、火事のときには頼れるのはやはり消防士なんだ。

それにしても火の用心には気をつけたい季節です。雨が少ないせいか異常なほど乾燥してる!

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