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2005年11月13日 (日)

箪笥のなか

箪笥のなか  長野 まゆみ   講談社

久しぶりの長野さん。彼女の独特の世界が好きです。ただ、ファンの方に人気の「新世界」「少年アリス」「三日月少年」シリーズは未読なんですね。残念ながら。

本作も違わずファンタジー色の強い、言葉が独特で、不思議な箪笥をめぐってのお話ですが日常生活なのにどこか異次元めいた魅力があります。主人公のお姉さんは懐が深くおおらかで、歳の離れた弟への愛情があふれている。その生活の静かさもゆっくり秋の夜に読むにはぴったりでした。

彼女の作品を読むと宮沢賢治をすごくイメージしちゃうんですが、それも魅力のひとつです。決して似てるって訳じゃないけど、言葉遣いとか、物語の速度加減とか・・・

彼女の他の作品にはちょっと危ない少年ものもあるんですが品がいいですね。そこが高質さを保っているんだと思います。どの少年も近寄りがたいけど魅力的なんだなー。

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コメント

長野まゆみの幻想的な世界は、他に替わりが効かないですよね。
ふと読みたくなって、古い作品を読み返したりします。
ボーイズラブはちょっと...なんですが、昔の作品が好きです。

宮沢賢治に心酔しているから、文章が似てくるんでしょうか。
この本も探してみます~!

そうそう、樹来さんのアキラくんが遊びに来ていますよ♪

投稿: KOROPPY | 2005年11月14日 (月) 10時27分

>KOROPPYさま
そうなんですよね。長野まゆみって独特ですよね。ご本人の挿絵も本当にぴったりですごく郷愁を誘うんです。

昔の作品というとなにかなー?私も未読作を読みたいのですが既にシリーズとなっていて、やはり順番読みたいヒトなので、手付かずの作品がたくさんあります。「天然理科少年」も「三日月少年」も気になってますがシクシク、とてもファンとはいえないのですが・・・

>宮沢賢治に心酔してるから
なるほど~、やはり私の印象は○だったのですね。
この本はお薦めですよ。

>そうそう、樹来さんのアキラくんが遊びに来ていますよ♪
アキラくん、すれ違っちゃったよ!残念!

投稿: ととろ | 2005年11月14日 (月) 15時18分

こんにちは、ととろさん。
いつもコメントを下さってありがとうございます♪
長野まゆみさんの本は一度も読んだ事がありまsんが、宮沢賢治さんの「風の又三郎」や「銀河鉄道の夜」は読みました。
独特の世界と言葉使いが素敵だと思いました。
その世界に似ているなら読んでみたいです♪
よし!チェックしておこうっと♪

おぉ!またもやアキラくんが、来ていたのですね。
本当に毎日のように遊びに行かせてもらっています。
一緒にあそんで下さってありがとうございます(^^

投稿: 樹来 | 2005年11月15日 (火) 10時13分

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» 『箪笥のなか』 長野まゆみ [KOROPPYの本棚]
主役は、親戚から譲り受けた紅い箪笥。 全体は蝶のデザインで統一されているのに、小抽斗の一つだけが、蝙蝠の留め金具をあしらわれています。 そんな曰くありげな箪笥が呼ぶ、不思議な現象を綴った連作短編集。 大人のファンタジーですね。 夢みるととろ日記さまのレビューで、 日常生活なのにどこか異次元めいた魅力があります。 と紹介されているのに興味を持ち、読んでみました。 なぜか不思議を呼び込んでしまう弟が、魅力的です。 少しずれていて、何でも受け入れられる大らかさがあり、そのくせ理系の現実的な部分も併せ持つ、... [続きを読む]

受信: 2005年11月29日 (火) 10時27分

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