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2006年4月 1日 (土)

暁の密使

暁の密使  北森 鴻  小学館

約100年前、時は日清戦争が終結後迫る日露戦争へ向かう頃、西蔵(拉薩)を目指す僧がいた。能海 寛。『不惜身命』をそのままに生きた人物、歴史上では冒険家と記されている。
その能海を主軸に当時の日本・清・ロシア・西欧列国の動きを絡めての歴史ミステリー、と一言で紹介してしまっては惜しい。

後付に著者より「史実とは異なる部分がある」というように歴史的事件を背景にしているのですごくリアル、反してロマンをかきたてられる能海の人物像、彼が実は明治政府が対露・対西欧列強国への秘策を運ぶ密使の役割を担っていたらという設定、登場人物も皆謎が多く魅力的、とかなりお勧めである。
今までの北森さんのイメージとは違った作品ですよ。ますます、北森ファンになってしまった。

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