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2006年5月18日 (木)

黄昏の百合の骨

黄昏の百合の骨  恩田 陸  講談社

恩田陸さんの「理瀬シリーズ」(というのか?)3冊目の黄昏の百合の骨を読みました。こちらは、『のんびり前進じたばた生活』のまゆびさまより「恩田陸さん著 『黄昏の百合の骨』を読んだよ!! 」よりシリーズであると教えていただき、ずっと気になっていたのでした。

理瀬は子供の頃祖母と住んでいた屋敷<近所からは「魔女の住む白百合荘」と呼ばれる曰く付きの洋館>へ一年前に事故死をした祖母の「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」という遺言によりやってきた。

そこには血の繋がらない二人の叔母が住んでいて、三人の生活にはこの屋敷の秘密をめぐって緊張関係があった。そして、祖母の法事のために理瀬の従兄弟、亘と稔も屋敷へやってくる。
理瀬の高校の同級生で隣に住む朋子と病弱な弟・慎二、朋子に思いを寄せる田丸と朋子の幼馴染・雅雪。
登場人物も出揃って白百合荘を中心に、謎が登場人物たちにも私にも分からないまま進んでいくのが小説の雰囲気をますます盛り上げる。キーワードは『ジュピター』そしていつも屋敷中に活けられている『百合の花』

中盤を過ぎ、事件が起こり始めると動きが表面に出てきます。この屋敷の秘密はお楽しみということで(笑)。

どうやら、理瀬にはまだまだこの先波乱の道がまっていそうです。そして今回の登場人物にリンクした続編も出そうな気配で終わっています。
彼女が背負っているものはいったい何なのでしょう。どんどん彼女の秘密を知りたいと思うのです。

まゆびさまの記事にもありましたように、こちらは『麦の海に沈む果実』の後のお話というものです。まゆびさまの記事はこちらです。確かにこの一冊でも十分に面白いものでしたが、話の中で登場人物に触れられる部分もありますので、そちらを読んだ後に読むのは楽しいと思います。
私の『麦の海に沈む果実』記事はこちらです。
ドラマティックなシリーズですね。

まゆびさま、教えてくださってありがとうございました。読むのが遅くなりましたがとても楽しめました。

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コメント

ととろさん、こんばんは♪(*゚▽゚*)
トラックバックありがとうございます。<(_ _)>
こんなにも素敵に紹介してくださって本当に感謝です♪こうしてお互いのレビューを交換しあうのもブログの素敵なところですよね♪
しっかり登場人物が紹介されていて本当に分かりやすいですわ♪このあたりはまゆびも見習わなければ♪(゚-゚*)(。。*)ウンウン
>今回の登場人物にリンクした続編も出そうな気配
やっぱりそうですよね!!初めこの本を読んだときは続編ということも分からずに読んだのでそんなことに意識がいかなかったのですが、レビューを書いているときにもしかしたら続くかもと期待してました。ととろさんもそう思ったのでしたら期待大ですね♪(o^-^o) ウフッ
「麦の海に沈む果実」を先に読むことが出来なかったのは本当に痛かったです。。。まぁしばらくしてからもう一度読めばいいかな?(笑)
次の作品が待ち遠しいですね♪理瀬はまた成長してるんだろうなぁ。

投稿: まゆび | 2006年5月18日 (木) 22時45分

【まゆびさま】
折角教えていただいたのでとTBをさせて頂きました。私のTBは報告の意味合いが殆どですのでよろしくお願いします。

まゆびさまも言われてましたがやっぱりこういう終り方だと続編を期待してしまいますよね。
主人公成長ミステリーでは古くは赤川次郎の「杉原爽香シリーズ」を聞いた事ありますが、殆ど未読です(笑)

これで次がもし出たならばお互いにリアルタイムですね♪

投稿: ととろ | 2006年5月18日 (木) 23時33分

ととろさん、おはよーございまっす♪

>「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上
>ここに住まない限り家は処分してはならない」
この遺言の真意を知りたいなぁ~♪
ととろさん、さすがですねぇ~♪気になる気になる・・・
(・_・o)ン? (o・_・)ン? (o・_・o)ン? (¬з¬)

>彼女が背負っているものはいったい
>何なのでしょう。どんどん彼女の秘密を
>知りたいと思うのです。
うーん。なるほど。とても魅力的ですよね。

読みたい本がいっぱいで困ったものですの
yozoでした。(爆)=①。①= ふにゃ?

投稿: yozo | 2006年5月19日 (金) 10時02分

ととろさん、こんばんは♪
>主人公成長ミステリーでは古くは赤川次郎の「杉原爽香シリーズ」を聞いた事ありますが、殆ど未読です(笑)
まゆびは全部読んでます♪(爆)
赤川次郎さんは中学生時代にすごくはまってかなりたくさんの本を読みました♪今は図書館で借りますが、中学、高校の頃は赤川次郎本と漫画ばっかり買っていたような。「杉原爽香シリーズ」は毎年買っています。折角初めからそろっているのでと思って♪でも最近なんだか登場人物が増えすぎたためか、話が広がりすぎてちょっとうーんと思ってますが。でもキャラクターは好きなのできっとずっと買い続けるだろうなぁ。

投稿: まゆび | 2006年5月19日 (金) 18時31分

【yozoさま】
遺言の真意には驚いちゃいますよ。この祖母は物語では一年前に亡くなっているのですが、登場人物たちにずっと影響を及ぼしている人です。
その辺のイメージ作りが大変上手いなと思いました。

>読みたい本がいっぱいで困ったものですの

お互いにうれしい悲鳴ですよね。ととろはなかなか消化できないのが辛いところです。

【まゆびさま】
何と!シリーズ読破ですか?!私は確か1作目の「若草色のポシェット(?だっけ?)」を読んだのですが、これって15年以上前だと思う・・・
赤川さんは多作であまり感想を聞きませんが、一時(子供を生んだ頃)新刊は必ず読んでました。最初は「三毛猫ホームズシリーズ」がお気に入りだったのですが、他にも数え切れないですよね。子供が大きくなり、宮部みゆきさんを知った頃から離れてしまいました。今でもその中でも「ポイズン」はすごく上手だなと思います。

「杉原爽香シリーズ」はいったい何冊でてるのですか?それが知りたいわ(笑)

投稿: ととろ | 2006年5月19日 (金) 23時39分

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