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2006年5月20日 (土)

地に埋もれて

地に埋もれて  あさの あつこ  講談社

あさのあつこ氏の「地に埋もれて」を読みました。最近、どんどん一般書の作品を発表されてるあさのさんです。

冒頭から主人公・優枝は藤の木の下に埋められています。恋人に「一緒に死のう」と言われたのに彼に埋められたのです。そして不思議な少年が彼女を掘り返してささやきます。「彼を恨んで、復讐して」。彼は自分を白兎と名乗ります(おおーうさぎだ!>違うって)。二人は行くあてもなく彼女のアパートへに帰り、そこへ昔両親の別離で別れ別れになった弟から電話がかかる。彼女には苦い過去があった。という具合にお話は進みます。
生死の境を迷う女性のお話です。段々と謎が明るみになるに従って失いかけた人生を再生する物語。ミステリー仕立てです。

前に読んだ「透明な旅路と」もそんな中庸な世界を感じました。ファンタジー色の濃い作品です。そしてやっぱり「少年」は絶対ですね♪

あさのさんの児童書とは違った世界を見せてくれますが根底には、どの作品も生き抜く逞しさを感じます。

この冒頭が「二人藤」という藤の下から始まりますが、時期的にもう少し前に読んだらぴったりだったかな。

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コメント

ととろさん、こんばんはー♪

>おおーうさぎだ!
どこ?o(^^;o)Ξ(o;^^)oどこ?
ちょっとパニックのyozoでした(笑)

>段々と謎が明るみになるに従って失いかけた
>人生を再生する物語。ミステリー仕立てです。
ふむふむ♪なるほど。人生を再生するってどんなだろう・・・
って思いますね。とっても興味深いですよ。
=*^-^*=にこっ♪

投稿: yozo | 2006年5月20日 (土) 23時33分

おはようございます。ととろさん。
なんだか、興味を持ってしまいました。
>根底には、どの作品も生き抜く逞しさを感じます。
ここがすごーく引っかかって、読んでみたい!!って思いました。
あさの あつこさんって。。。無知でごめんなさい。あの女優さんとは関係があるのかしら・・・。

苦い過去とか、だんだん、見えてくる作品ってやめられなくなりますよねー。
興味津々♪

投稿: enu | 2006年5月21日 (日) 06時21分

ととろさん、こんにちは♪(*'-')
昨日は時間がなくてトラックバック入れてもらった記事だけで帰っちゃいました。。。ごめんなさい。<(_ _)>
あさのあつこさん、本当にたくさんの著書があるんですね。図書館の検索をしてみたら20作くらいヒットした!!でもこの作品はなかったわー。残念。ミステリー仕立てということですっごく興味が湧いたのですが。「透明な旅路と」はあるみたいなのでコチラから読んでみようかしら♪それとも前にととろさんがレビューを書いていた本からにするか?悩むところです。

投稿: まゆび | 2006年5月21日 (日) 14時59分

【yozoさま】
 >どこ?o(^^;o)Ξ(o;^^)oどこ?

ほら~白い兎がいるでしょ?(笑)

人生の再生って表現が妥当かどうかはちょっと自信がありませんが、自分の存在を認めた?生きる気持ちを持てた?ってところでいいのかな、と。
同人で活躍されていただけあって文章は上手いですよ。それと好みは比例しないかもですが。私は好きなんで(笑)

【enuさま】
あの女優さんとは別人ですが、今度映画化される児童書『バッテリー』の原作者です。どんな風になるのかな?と楽しみ。
最初は何がなんだか、でちょっとじれったいのですがそこからいかに明らかにしていくかが作家の腕の見せ所ですよね。
でも、実はあさのさんの児童書がとてもすきなんです。

【まゆびさま】
いえいえ、いつもたくさんのコメントを頂いてありがたいです。
引っかかるところだけで結構ですので、気になさらないでくださいね。
やっぱりお薦めは『バッテリー』(角川文庫)かな。あと最近ヤングアダルトで書いてる『NO.6』(講談社YA!ENTERTAIMENT)は面白いですね。

投稿: ととろ | 2006年5月21日 (日) 21時19分

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