« 次は『な』です@BlogPetしりとり | トップページ | 妄想炸裂 »

2006年7月22日 (土)

あめふらし

あめふらし  長野 まゆみ  文芸春秋

ひさしぶりに長野さんの本を読んでみました。何故か梅雨時にもお似合いの長野さんです。今回のタイトルも今の時期にお似合いですね。中の季節は移っていきますが(笑)
とても幻想的なちょっと古風な香りのするものがたり。

最初は唐突にお話がはじまって戸惑いましたが、ここに出てくる橘河=あめふらし(死者のタマシイがあちらの世界へ行く前に捕まえる術を知っている者)が気に入ったもののタマシイを自分のところで働かせているお話です。
何のこっちゃっていう説明ですが、そうとしか言いようがありません。何しろ長野さんお得意の幻想譚なのですから説明は不可能です>おいっ!
いつもの如くちょっと妖しい雰囲気もところどころにありますので、苦手な方は手を出さない方がよろしいかも。この作品はさほどじゃないですので、不思議な世界を楽しみたい方ならお薦めです。
やっぱり、登場人物のセリフには「どきん」としちゃいますね♪そこが私が長野さんを好む理由の一つです。勿論和風ファンタジーとしても有名な方ですが。

|

« 次は『な』です@BlogPetしりとり | トップページ | 妄想炸裂 »

コメント

わぁ。またまた知らない方だなぁ。
過去記事の「箪笥のなか」も読ませてもらったのですが、
やっぱり知らないと思います。
>長野さんお得意の幻想譚
ほほぉ。そちらのタイプの方ですか。
どちらかというと苦手なタイプですが、
最近読書の好みも変わってきたような気がするし、
読んでみると楽しめるかもしれませんね。
>登場人物のセリフには「どきん」としちゃいますね
このあたりも気になるなぁ。
とりあえずお名前を頭に入れておきます♪

投稿: まゆび | 2006年7月22日 (土) 17時59分

【まゆびさま】
長野まゆみさんはちょっと宮澤賢治の世界っぽい作品が多いかな>イメージとしてね
それ以上に作品に気をつけないと、ちょっと少年愛っぽいのを拾っちゃうのでそっち系が苦手ならば作品を選んでね。
それを込みでも十分に魅力的な作家さんです。
ただ、ととろも伝説になっていそうな昔の作品は未読が多いので長野さんのファンサイトを探してこれからもチェックしたいなと思ってます。

投稿: ととろ | 2006年7月22日 (土) 19時05分

ととろさん、こんにちはー♪
長野まゆみさんってyozoも知らないです。
でもおもしろそうですね。φ(゚-゚=)メモニャン
「あめふらし」って雨乞いの精でなく、死者の魂を操るのですね。設定からしてかなり(?)妖しい雰囲気が漂っていますね。(*^-^)ニコ

投稿: yozo | 2006年7月23日 (日) 12時37分

【yozoさま】
毎度コメントをありがとうございます>感謝感謝!
操るっていうより掬い取る、のです。
自分のものにしちゃうの。
妖しげなのに、はっきり書いてないからますます想像逞しく~(笑 )

投稿: ととろ | 2006年7月23日 (日) 12時45分

幻想譚ですかぁ…。
この方の作品を読んだ事がありません。(>▽<
でも、とても気になります。

あめふらし=(死者のタマシイが~)
という説明を読んで…。
別のブログに書いてる死神の話とちょっと似てるかも。と思いました。
すっごく下手くそですので、堂々とご紹介が出来ませんけれどね。<(^-^;

投稿: わたる | 2006年7月23日 (日) 13時40分

お、長野まゆみ作品!
たしか以前も話題にされていましたよね。
宮澤賢治的、ということでととろさんに教えていただいて、自分の「読みたい本リスト」に入っているのですが、まだ読めていない・・・(T_T)
もうほんと・・・ネットか読書か、二者択一ですうちは;

投稿: mio | 2006年7月23日 (日) 17時40分

【わたるさま】
おおっ!樹来さまの方ですね?行ってきましたー♪
たくさん小説を書いているのですね>すごいなぁ
私にはそんな才能は無いので、読むばかりです。

ハデスくんは死者のタマシイを連れて行くのですね。あめふらしはこの世に留めるんです。
どちらにしろ魅力的な人物ですね(*^-^)/\(^-^*)>なのかっ?!(笑)

【mioさま】
そうなのです。結構好みなのです♪

>・ネットか読書か、二者択一ですうちは

同じ!私も最近富に時間を取られています。でも、どちらかって時はその時したい事を選ぶのが一番精神的に楽ですよね♪
だから、今は重い本は読めない・・・このところ読みやすいものばかりを選んでます(^^;
今は石田衣良『IWGⅥ 灰色のピーターパン』を読みかけました。本当はその前に借りてる有栖川有栖『乱鴉の島』を読まねばいけないのに・・・厚めだから・・・絶対考えちゃうだろうから・・・後回しです(汗)

投稿: ととろ | 2006年7月23日 (日) 18時15分

こんばんはー。
こちらがきっかけで読んでみました。

>いつもの如くちょっと妖しい雰囲気もところどころにありますので、苦手な方は手を出さない方がよろしいかも。

私はこれがないほうが好きなので、ちょこっとマイナスでしたf(^^;)
でもストレートな分からりとしているというか、
仄めかしに仄めかしを重ねる古い作品よりは読みやすかったです。

時代を行き来するような、示唆に含まれた不思議な世界観は、
楽しめました。

投稿: KOROPPY | 2006年8月13日 (日) 18時20分

【KOROPPYさま】
長野作品は何かのきっかけで無性に読みたくなるときがあります。
心配していた点もさほどの障害ではなく楽しまれたことほっとしました。
長野さんはもうこれがセットなのだと最近は思うことにしてます(笑)
それでもそちら寄りでなく不思議世界が堪能できる本作はよかったと思うのですが・・・
却ってまるきり現代もののほうが地雷を踏む可能性が大>ととろは平気(爆)

投稿: ととろ | 2006年8月13日 (日) 20時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140290/11053976

この記事へのトラックバック一覧です: あめふらし :

» 『あめふらし』 長野まゆみ [KOROPPYの本棚 ]
何でも屋のウヅマキ商會を営む橘河は、一癖も二癖もある男。 実は、死者のタマシイを拾って、河を渡らないように繋ぎとめておける"あめふらし"なのです。 そこで働くのは、橘河にタマシイを拾われ、有無を言わさず働かされているアルバイト少年の市川岬。 そして、空蝉の身に寄宿して生きる中村。 この本では、ウヅマキ商會の引き受けた、不思議な依頼とエピソードが綴られています。 幻想的で、現代のような過去のような、現実と異世界の間のような、不可思議な雰囲気はいかにも彼女らしいです。 仄めかし、隠喩、示唆。 掴めたよう... [続きを読む]

受信: 2006年8月13日 (日) 18時15分

« 次は『な』です@BlogPetしりとり | トップページ | 妄想炸裂 »