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2006年11月10日 (金)

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

裁判長!ここは懲役4年でどうすか  北尾 トロ  文春文庫

近い将来、裁判員制度が実施される(平成16年5月より5年以内)。まあ、耳にしたけれどさほど関心の無かった事柄でした。
著者の北尾氏のコラムは、昔「ダ・ヴィンチ」という雑誌を講読していたときに知り、好きなコラムニストさんでした。久しぶりに書店で文庫棚に著者の名をみてついつい手に取ってしまった一冊。といっても既に半年以上前なんですが・・・(銀行待ち時間本のつもりが「少年陰陽師」に取って代わられたため>汗)

著書は雑誌の編集長より「裁判の傍聴はどうだ」と持ちかけられた企画だが、最初は乗り気でなかったが裁判所という普通の人間には縁の無い場所で、著者独特の人間観察力がこの場所の独特の世界に嵌ってしまったという感じである。
「離婚」「DV」「強姦」「詐欺」「殺人」「強制わいせつ」等々あらゆる被告たちの外観から事件の背景にある人間ドラマまで非常に細かくみている。
そして裁判の花、裁判官の個性(傍聴席が女子高生で満員だと俄然張り切る裁判官)、検察官と弁護士の駆け引き、傍聴マニア諸氏との交流、あと裁判所に訪れる謎の人物たち(ゴミを拾っているだけの二人組み)そんなところにまで目を配っている。

巻末の東京地検傍聴で知り合った傍聴マニア諸氏との対談も非常に楽しめました。

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コメント

ととろさん、こんにちはー♪
裁判員制度によって裁判所がどんなところかを
より身近に感じられるようになるかもしれませんね。
何しろyozoにとっても、中学・高校の社会以来、近所を通過する
ことはあっても、出入りはないですからね。(゚-゚*)(。。*)ウンウン

>あらゆる被告たちの外観から事件の背景にある人間ドラマまで
確かに裁く人裁かれる人、その背景にある人間ドラマ・・・
マンガの「家裁の人」をちょっとだけ読んだことがありますが、
事件報道の記事だけでは、推し量れないものがあるでしょうね。
今までyozoも他人ごとで考えてみたこともありませんでした。
若い女性が多いと張り切る裁判官・・・なぁ~にやってんだか・・・
でも、裁判官だけが別世界なんて思っていちゃいけませんよね。

追伸:銀行待ち時間本だった「少年陰陽師」はちょっと小休止なんですね。(*´ο`*)ほっとしました。地元の図書館にがんばってもらわなきゃね・・・(^○^)

投稿: yozo | 2006年11月11日 (土) 14時49分

【yozoさま】
そうそう、裁判を身近に感じるには傍聴をって感じです。傍聴者が増えればより審議もしっかりされるという意味合いもあります。多くの裁判が流れ作業のように進んだり、いろいろ問題もありそう。
トロさんのツッコミがめちゃ面白い一冊だったよ♪
「家裁の人」はビックコミックオリジナルだったよね?ととろも当時読んでましたね。人間味溢れるお話が多かったけどなかなかそんな風には行かないよね、現実。それでも傍聴マニアに絶対の支持を受けている裁判官もいるんです。彼の履歴を追っている人もいるの。やっぱり人の仕事だよね。

投稿: ととろ | 2006年11月11日 (土) 16時56分

ととろさん、こんにちは♪(o^∇^o)ノ
裁判所かぁ。確かに普通の人には縁のない場所ですよね。
私にとって2時間ドラマの舞台のイメージしかないのですが。(^^;;
>著者独特の人間観察力
ああ、この一言ですごく読みたくなってしまった!!
北尾さんという方の文は全く読んだことがないですが、
人間観察力のある方の文って面白いものが多いですよね!!
私なんてボーっと人を眺めているだけですし。(苦笑)
また機会があったら読んでみます!!

投稿: まゆび | 2006年11月11日 (土) 16時58分

【まゆびさま】
ととろも「ダ・ヴィンチ」を読む前は全然知らない人でした。今でもほとんど知らない(笑)
古書店屋の主人のようですね。ととろの購読している新聞も日曜版に書籍特集があり本屋さんのコラムがあります。そういうお話を読むのがすき。

とても軽い気分で読むことが出来るので、書店で見かけたら流し読みでみてくださいな>こらっ(笑)

投稿: ととろ | 2006年11月11日 (土) 19時02分

ととろさん、こんばんは。
裁判員制度の話が聞こえてきた時には、ぴんときませんでした。でも、近い将来、国民の義務なのだから、自分がその立場になる事も、充分ありえるわけですよね。
その心構えのためにも、この本、おもしろそうですよね。
人がつい罪を犯してしまう衝動は理解できそうな気がしますが、
たとえば、快楽のためとか、そういうのだけは許せないです。
ごめんなさい。脱線してしまいました。
裁判官も人の子って言うか。傍聴人がいない裁判よりも、満員の方が張り切る気持ち、わかるな。
女子高生じゃなくてもね。

投稿: てるひ | 2006年11月12日 (日) 00時11分

【てるひさん】
ととろも裁判員制度については殆ど興味がありませんでした。北尾さんのコラムが久々に目に付いたので手に取ったという・・・(汗)
陪審員制度、みんなが全然裁判というものを知らなくて、って言うのはキケンだよね。
裁判の方法も変わって行くのでしょうが、主役は裁判官っていうのはなんとなく分かる気がしました。
被告でも原告でもないのね。勿論当事者ではあるのですが・・・
注目される_よりしっかりと審議がされるってことに繋がるのでやはり大切なんでしょうね。

投稿: ととろ | 2006年11月12日 (日) 16時29分

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