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2008年6月 1日 (日)

「香菜里屋を知っていますか」

「香菜里屋を知っていますか」  北森 鴻  講談社

三軒茶屋の路地裏にあるビア・バー「香菜里屋」シリーズ完結編だそうで。
ちょっとドキドキしながらページをめくりました。
毎回、店を訪れる客の話す謎をマスターの工藤がカウンターの中から訥訥と解きほぐしてきました。
今回はちょっと最初から気配が違っている。
小さな軋みがマスター工藤とその兄弟子の香月の回りで起こり始めている。

そして、工藤の修行時代まで遡って香菜里屋の名前の由来が明かされるとともに香菜里屋が消えた。
常連客が香菜里屋(工藤)への思いを語る。そんなお別れ的な一冊でした。
きっと香菜里屋はどこかでひっそりと美味しい料理と度数の違う4種類のビールを揃えて謎を待っているのでしょう。

まずは1冊目「花の下にて春死なむ」がイチオシ、2冊目「桜宵」もかなりお薦めです。

KOROPPYの本棚』にて「『香菜里屋を知っていますか』 北森鴻」にて本書が取り上げられています。

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コメント

おはようございます。
トラバ&記事でのご紹介、ありがとうございます。

シリーズをちゃんと読まれてきたととろさんなら、
私が分からなかった事情や登場人物も、
しっかり理解されたことと思います。

本当に素敵なお店で、
ぜひともリアルに行ってみたくなっちゃいますね。

どこかでひっそりとお店を営んでいて欲しいと、思います。

投稿: KOROPPY | 2008年6月 2日 (月) 07時49分

【KOROPPYさま】
トラバ&コメントをありがとうございました。

登場人物の細かいエピソードって実はあまり覚えがないのです。あららぁ~(苦笑)

ただ最後の表題作に登場する人たちは別シリーズのキャラクターです。「蛍坂」だったかに登場してリンク(ってほどじゃない、お客だったんだ~って程度)していたのでビックリした。
その時は「お楽しみ」って感じでした。

やっぱりひっそりとお店を開いているんじゃないかしらって夢を持つ終り方でしたよね~♪♪♪

投稿: ととろ | 2008年6月 2日 (月) 20時41分

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三軒茶屋にある、ビアバー香菜里屋。 出されるお酒はもちろんのこと、その日仕入れた旬の素材を、工藤が絶品に仕上げた料理が、魅力のお店です。 香菜里屋は狭い店内ですが、他の店では味わえない、素敵な時間を過ごすことができます。 お客さんが語った、ちょっとした謎に対して、工藤が「一つの見方」を提示してくれるのでした。 とにかくお酒や料理の描写が素敵で、うっとりするほど美味しそうです。 こんな素敵なお店で、自分も堪能してみたい、という気持ちになります。 ただ肝心の謎解きの部分で、一度もはっとさせられなかったの... [続きを読む]

受信: 2008年6月 2日 (月) 07時50分

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