「デパートへ行こう!」 真保 裕一
「デパートへ行こう!」 真保 裕一 講談社
久しぶりの真保さんです。最近の作は殆ど読んでいません。というか、うたた寝生活で本を読むことも久しぶりです。
なので図書館で入手してとても期待をして読みました。
書評で「ホワイトアウト」を髣髴させる展開、とかお得意の業界取材とか、それはもう!期待が膨らみまくり。
そのせいか、閉店後のデパートの一夜のドタバタ劇が少々寂しかった感もある。もちろん面白いのですが、もっと「奪取」のようなドキドキ感が欲しかったな。
近年の百貨店の不況を思うと登場人物の一人が懐かしむ昔のデパートの様子にノスタルジーを感じる。真保さんとほぼ同年代と考えるとさもありなんかな。
読後感もとても爽やかでよかったです。
ただ、初期のような短編、連作も読みたいです。
| 固定リンク













コメント